Google流 疲れない働き方を読みました。仕事をしてて心が疲れるなと思うことや、なかなか流れがうまくいかないなとおもうことが多かったから手にとった本。
外資系企業の働き方や時間の使い方は日本の企業と大違いだし、プロジェクト単位の仕事の役割や責任があるから、日本の企業とは働き方そのものが違うんだなと感じた本。
日本の会社では時間重視で右にならえで動くことがほとんど、出社時間、お昼休憩、退社時間が決まっていることがほとんど。
残業時間を減らすようになっても、仕事がある人は結果家に持ち帰って深夜まで仕事している人で残業代はでないけど仕事はさせられている、もしくはせざるを得ない環境に置かれている人も多いのが現状。
Google流 疲れない働き方の著書、ピョートルさんは日本の文化や生活をよくわかっていてとても読みやすい文体でしたが、これを実行できるのはやっぱり個人事業主とかフリーランスの人だろうなと思いました。
だって、大きな企業も下請けの中小企業も古いルールを変えられないし、上司や組織が簡単にルールを変えさせてくれないだろうなというのが本音。
時間に縛られて働く生産性の低い働き方はそもそも会社のルールに無駄が多いからなんだと思う。
朝の満員電車に乗っていくだけで疲れちゃう人も多いだろうし、急いでいる時に限って人にぶつかったり、スマホ見ながらのそのそ歩いている人にイライラしたりするのが日常だから。
でも、その中でも自分で工夫してできることはあるなぁという。スキマ時間の活用法や疲れている時には頭を使わずにできる単純作業すること、気分転換やマインドフルネスといった自分から自分の心持ちを変えていくことを意識することは重要かな。
あと実行しやすそうだなとおもったのは関係ない仕事をしないこと。90分単位で集中できるように、90分はメールも見ない、関係ないブラウザも開かない、90分のタスクを細切れにしておく、集中できるように準備しておくということ。メールはついつい着たものから片付けようと反応してしまうから、メールは決まった時間に1日3回チェックとかでいい。
あとはマインドフルネス。瞑想の時間を少しでも持つこと。深呼吸すること。
これは最近意識しているけど、なかなか数分の瞑想の時間が取れないので反省。
仕事が面白くなかったら面白くない理由はなにか?どうしたら面白くやる気になる仕事になるか?という考える習慣、システムシンキングがないのが問題だそうです。
自己認識、自己分析力、自己開示、自己表現、自己実現、自己効力感が人が幸せに働ける5段階だそうです。
こういうの日本の教育にあったらいいのに。と思う分野ですが、これは社会人になって自分でできるようにしていかないといけない部分かもしれないですね。
自分が成長しているか?認識するために過去の仕事を振り返ったり、それで自分を褒めたり、がんばろうと意識することはなかなかないですが、落ち込んだり仕事がうまく行っていない時に漠然と不安になったり自己嫌悪に陥るより、この自己分析はあったほうがいいですよね。
土日も引きこもりがちですが、気になるイベントに参加してみたり、仕事以外の趣味を持つことは大事かな。
ジムとかに行かなくてもながら運動やスキマ時間に運動を取り入れることは意識しようと思いました。
なかなかまとめて運動する時間ってとれないし、ジムに行くまでも気合が必要だったりするので。その時間空けておかないといけないというプレッシャーもありますからね。
Google流 疲れない働き方を読んで、日本の働き方と外資系の企業、ユニコーン企業と呼ばれるような企業の働き方ってやっぱり違うなというのを感じました。
メルカリがユニコーン企業として、働き方の特徴が意思決定が早く、2回以上行ったタスクを自動化するようにしていること、AIと機械学習で仕事をなくしていくこと、という特徴を持っているというのが、なるほどねとおもいました。
2回以上行ったタスクを自動化する、自動化できるものは自動化するべきだなとおもい、私は経理の作業をある程度自動化できるように工夫するように税理士さんに会計ソフトの定形をつくってもらうことにしました。今までバイトさんに任せてたけど、これできたら経理時間かなり短縮できることに気づけた。他人に任せていたら気づかないことなんだけど、やっぱりこういうことに気づけないとダメだな。
成果を出している企業の働き方に学ぶことは多いですね。
企業が上手く行っているときはいいけど、上手く行っていない時はなにができるか?なにをやめるべきか?の棚卸しが必要。
今、インスタとかで流行っているキッチンリセットとか、断捨離とかって、仕事でも大事なことだなと。
外資系企業は求めることが明確で、人を動かす、仕事を任せる、責任をもたせるということが日本よりもしっかりできている印象。
私も実生活に役立てられることから、やっていくしかないな。
ピョートルさんの本、読みやすかったです。外資系企業の人が書いた本って翻訳が下手だったり、読みにくいものもかなり多いけど、ピョートルさんの本はまた読もうと思いました。