ここのところ星野リゾート系列制覇目指して?やたらと星野系列に行きたがる私。
星野リゾートの西表が気に入って来月またいくんだけど、系列の旅館はサービスの期待を裏切らないところが安心して選べるところ。
川治温泉は栃木県にある星野系列のホテルの中でも比較的お手頃価格。日光や鬼怒川も気になったけど。
今回は川治温泉にしました。しかし、川治はアクセスが微妙に良くなくて、土曜日は新宿から特急も出てるんだけど、平日や日曜日は乗り継ぎミスると、途中で待ち時間が1時間以上あることも。
案の定、私たちは乗り継ぎミスって、栃木駅で2時間ほど乗り継ぎ待ち。車でいくぶんにはいいかもですが、電車で行く場合は乗り継ぎを吟味していく必要があります。都心から行く場合いくつかの乗り換えルートがあるので間違えないように!
仕方なく栃木駅を散歩して、こんにゃく屋さんの油伝味噌でこんにゃくとビール飲んで時間を潰しました。
川治は駅までのバスの送迎があったので、15時半には旅館につきました。バスは10人程度が乗れるサイズのもの。川治温泉駅は改札もなく、コンビニもありません。
徒歩でも行ける距離ですが、界までの間に特にお店もなく、商店が1店ある程度でした。
鬼怒川も川治も温泉旅館街がすたれてて、倒壊しちゃうんじゃないか?っていう空き旅館もあるっていうから、どうなのか?と思ったけど。川治も営業してなさそうな旅館が立ち並んでました。あまり周りの観光を期待してたわけじゃないので、界川治の温泉を楽しめればいいかなと言う感じ。
とりあえず、お部屋にチェックイン。私たちは日曜日チェックインだったのでさほどフロントも混んでいませんでしたが、土曜日は満室だったそうです。
フロントはひょうたんの形をしたランプが上からぶら下がっていました。確か界川治のシンボルと説明された気がします。
界には和紙でつくるハガキや大豆をウスで砕いてきな粉作りなどもあってよかったです。界アンジンもですが、空き時間を楽しめるアクティビティがあるのが星のリゾートの定番。
和紙もきな粉づくりも要予約で人数制限ありです。このアクティビティは時間が決まっていて人数制限があるため早いものがちです。残念ながら私たちはきな粉を臼でするアクティビティは体験できずでしたが、和紙ではがきをつくるアクティビティは予約できました。
軽く入り口からの見物をして、受付でのチェックインが済ませてお部屋に案内されました。
界 川治の渓流和室
渓流和室(50㎡)を予約しました。ちなみに夕飯と朝食付きで2名で55,740円。チェックインは15時、チェックアウトは12時です。
星野リゾートは時期によっても土日祝を含むか?でもかなり価格の変動があります。私たちは5月にいったのですが、1月になると1人7,000円程度で泊まれることも。え、半額以下。宿泊時期で西表島も全然違ったので、平日の繁忙期以外で予約するとお得に泊まれますね。川治は近隣にある星野リゾート界の鬼怒川や日光よりお安く泊まれます。
室内露天風呂付きのお部屋もあったけど、大浴場でいいよねってことで。界川治は愛犬と泊まれるプランもあります。
お部屋の案内とお風呂などの案内をスタッフさんに説明を受けて、写真を撮ってもらいました。このときは友達との10年ぶりの旅行。誕生日のお祝いも兼ねてのまったり旅でした。
渓流和室はツインベッドで広々とした和室です。枕元にコンセントがあるっていうのがやっぱり便利。星野リゾートは大抵ちゃんと枕元にコンセントがあるんだよね。
ソファーから眺められる窓からは川と緑が見えて清々しい空気を感じられます。ちなみにこのときはベランダの屋根に燕が巣をつくっていたため、燕が行き来していました。
のどかな風景を眺めながら、お茶を入れて、お菓子をつまみながら、楽な作務衣に着替えます。電気ケトルやお茶はありセルフサービス。
こちらはお風呂や食事処にもっていく風呂敷。風呂敷の端を結んでバッグにします。
お昼を軽めにしたからすでにお腹が空いていましたが、ここでは我慢。無料のWifiはあります。速度もそこまで気になりませんでした。TVはあるけど一度も付けなかったなぁ。毎回星のリゾートのテレビの位置っていまいちなことも多くて一回も付けてないかも。
川治には外に足湯があって、早速足湯につかりにいきました。川を眺められる足湯でゆっくり談笑。
タオルもたくさん用意されていて、お掃除のスタッフの方も定期的にみまわりにこられている感じでした。外の足湯はあまり大きなスペースではなく6人程度が座れるベンチがある足湯。
時期的に涼しかったので丁度よかったです。夏だと暑いかも。外の空気と足湯を楽しんでから、大浴場へ。
私たち、夕飯の予約をあらかじめしていなかったので19時の夕飯に。
夕飯は2部制。まだ時間に余裕がありお部屋にお風呂はないので、大浴場へ。
大浴場は十分な広さがあって、アメニティも充実していました。星のリゾートのアメニティが揃っており、脱衣所にはウォーターサーバーもあり快適でした。
大浴場はほぼ貸切状態でゆっくり楽しめました。
お風呂上がりにはハト麦茶と塩レモンジュースが飲めます。この飲み放題のジュースがいいんだよねぇ。星野リゾートはその地域の特産物や地ビールなんかがサーブされることが多くて、それも楽しみの一つ。星野リゾート西表島はパイナップルジュースだったりスパークリングが振る舞われたし、星野リゾートトマムもスパークリングが飲めた。
川治ははと麦茶とレモン塩もおいしかった!界アンジンのローズヒップとリンゴ酢のジュースの次に気に入りました。
アイスキャンディも食べ放題。冷凍庫にたっぷりはいっていました。
アイスキャンディーで乾杯!湯上がりをまったり過ごします。お風呂は室内の大浴場と外に露天風呂が2つあり。座禅を組んで瞑想するスペースも。
ぼーっとすごすには最適な畳のスペース。座禅用の椅子の前には瞑想のガイドもありました。
お風呂上がりのスペースはそこまで広くないけど。よかったです。景色を眺めながらぼーっとできる空間です。
界 川治の夕食
界川治の夕食は2部制で私達は後半の19半時からとなりました。(前半は17時半)夕食もアップグレードができたりしますが、私たちは特にアップグレードは選択しませんでした。アップグレードをすると和牛しゃぶしゃぶやイノシシ肉などが楽しめるようです。
今回は友達の誕生日も近かったので、誕生日のスパークリングをプレゼントしていただきました。日本酒のスパークリングは甘すぎずほんのりの甘みで美味しかったです。誕生日などのお祝いにはこういったオプションが付けられました。今回はサービスしていただきました。他にも有料でケーキなども用意していただけます。
お腹が空いたところで待ちに待った夕飯のメニューです。界川治は半個室での夕食スペース。半個室といえど、ドアがないだけで仕切りで十分にプライバシーが守られる感じです。他人の目は気になりませんでした。
最初にいただいたのは手まり寿司。丸く可愛らしいサイズの干瓢の手巻き寿司でした。白い干瓢と黒い干瓢。黒い干瓢にはクリームチーズが挟まっています。
次は煮物椀。蛤しんじょとそら豆のかき揚げにわかめと桜の花びらが添えてあります。
上品なお出しでいただく煮物椀はほっこりします。続いては一度にお盆に盛り付けられて運ばれた盛り合わせです。
合鴨ローズに鯛の昆布締め、ホタテのお刺身、湯葉など一口サイズの食べやすい品々。次が揚げ物。白身魚と鶏、野菜の揚げ物でした。
レモンが添えてあり、食感も楽しめる揚げ物でした。蓋物はえんどう豆と鶏つくねの葛寄せ。
このあたりであれだけお腹を空かせていたのに、ちょっとお腹いっぱいになってきたところでご飯です!炊き込みご飯!星のは土鍋で炊き込みご飯を出してくれます。
さわらの炊き込みご飯は乗っているグリーンピースもやわらかくておいしかったです。子供の時グリーンピースのご飯は大嫌いでしたが、大人になって食べるグリーンピースのご飯は美味しく感じますね。魚のお出汁が効いているほんのりおこげがあって香ばしい炊き込みご飯。
なんだかんだおかわりして完食するほどおいしかったです。星野の夕飯は器も楽しめて贅沢な夕食に感じますね。
それと香の物がとってもおいしかった。赤だしの味噌汁もおいしかったけど。漬物が美味しすぎて全部ごはんといただきました。土鍋のご飯はキレイにいただいたところで、デザート。
デザートは杏仁豆腐のようなミルクムースに苺ソースがのっているものでした。あっさりしていて美味しかったです。
川治の夕食はお肉ガッツリとかいわゆるメインの大きく贅沢な目玉が出てくる感じもないですが、素材一つ一つが上品で食べやすく満足感が持てる内容でした。お肉がっつり食べたいっていう男性には物足りないかもしれないですね。
界川治の朝食
朝食はあまりガッツリ食べないタイプですが。朝から温泉に入ってから一番遅い時間帯の9時の朝食をいただきました。帰りの送迎のバスを使わず、歩いて帰ることに。
朝食は至って普通の朝食でしたが、昨日の夕飯に食べたお漬物がまたでてきてくれたので完食。量も多すぎる感じもなく、野菜たっぷりの鬼子蔵汁に温泉卵、鮭と大満足でした。
帰りもチェックアウト時間帯に2便のバスがあったのですが、朝食後チェックアウトのギリギリまでゴロゴロ過ごして、お散歩をしてからのんびり徒歩で川治温泉駅まで歩いて帰りました。ちなみに川治温泉駅までは小さな商店があるくらいで他になにか見所という見どころはない感じです。建壊し中の旅館もあるので景観は期待しないほうがいいかなぁ。
徒歩圏内では川岸の散歩くらいしかすることがないですね。
温泉を楽しめればいいか。と思える人には星野系列の温泉でも日光や鬼怒川と比べても比較的泊まりやすい価格帯ではあるので1泊ゆっくりするのにはおすすめです。電車で行く人は乗り換えにご注意くださいね。土日祝日と平日では乗り継ぎの便が悪いですから。
食事後にまったり最後に足湯を楽しんで、帰りの電車ではビールとスナック菓子をつまみながらゆっくり帰りました。
友達との温泉旅行は久しぶりだったのでとっても楽しかったしゆっくり話せて一緒にのんびりできて幸せでした。
鬼怒川や日光もいってみたいなぁ!