というわけで、「ATAMI せかいえ」お風呂を満喫した後は夕食。品川から「ATAMI せかいえ」はこだまとかに乗ればホント40分でついてしまうので、お昼は軽めにしておかないと、夕飯が入らないので気を付けたいところ。
「ATAMI せかいえ」の夕食のお品書き。ほぼ魚料理でお肉は豚肉がほんの少し出てきた程度でした。お刺身が苦手とか魚の好き嫌いがある人やお肉もガッツリ食べたいという人にはあまり向いていないかも。
先付はかまど虫、桜鱒の若狭焼き(わかさやき)、空豆、焼きホワイトアスパラ、小百合豚の塩麹蒸し煮、春キャベツと新じゃがのから揚げ、オレンジ酢。
空豆の皮が黒くまるこげ状態でしたが、中身はホクホクでおいしかったです。豚肉の塩麹蒸しはやわらかくてホロホロ。
造りはまぐろ、真鯛、煽り烏賊、白海老の梅醤油、あしらい。
新鮮なお刺身と豪華な盛り付けでした。お皿が大きい!
お椀は栄螺のつぼ焼き 金目鯛 わかめ、やきもち、大蒜バター(にんにくバター)、三つ葉、酢橘(すだち)。サザエそのものが器になっていて、中に金目鯛が入ってました。バターの香ばしい香りでアツアツのスープもおいしかったです。
組肴(くみざかな)山菜のお浸し、ほっき貝の炙りとビーナッツもやしの金平、水雲巣、蛍烏賊の琥珀じゅれ掛け、山椒風味の長芋のかるかん、春子椎茸の海老みそ焼き、穴子真砂揚げ、こはだ握りずし。かるかんはもそもそしてて、あまり口に合わなかったですが、もずく酢やホタルイカがさっぱりしていておいしかったです。
これはメニューに載ってなかったのですが、あわびが今日の特別メニューだったみたいです。ミョウガも乗っていて新鮮でおいしいサプライズでした。
強肴(しいざかな)は眼張と春野菜の小なべ仕立て、浜防風新ごぼうの笹掻き、うるい、胡麻麩、ゆずこしょう。もう、ここまで来るとだいぶお腹いっぱいです。苦しくなってきました。あっさりしていておいしいスープでした。
最後に、新潟産コシヒカリの釜炊き、筍ご飯、木の芽 香の物盛り合わせ。これはたくさん食べられないのでほんの少しよそってもらいました。たけのこの香りが最高でしたね。上椀 合わせみそ仕立てもおいしかったです。
水菓子に道明寺ムースとマンゴーアイス、イチゴとキウイ、くずきり。デザートの前に和菓子も来たのですが。
食べるのがもったいないくらいきれいな和菓子。しかし、これも苦しくて見せていただくだけにしました。
「ATAMI せかいえ」のお食事処はけっこうにぎわっていて、こんなに人が宿泊していたんだ?と思うくらいでした。けっこうざわざわと他の方の声が聞こえてくる感じ。私はあまり気にならなかったですが、静かに過ごしたいという人にはちょっと気になるかもしれないですね。
お魚とか魚介類が苦手な人はちょっと内容的にはきついかもしれないですが、熱海ってホント魚介類メインの夕食の宿泊施設が多いです。なのでお肉も食べたいという人にはあまり向いていないですね。ちなみに「ATAMI せかいえ」で外国人旅行客は見かけませんでした。
「ATAMI せかいえ」のお食事は一人の人がすべて配膳してくれましたが、女性の方でとても丁寧に説明してくださいました。
ただ、人が足りていないのか?忙しそうに見えたのと、次のお料理までの時間がちょっと空くのが気になりました。
あとはお皿や盛り付けがとにかくゴージャスでこだわりがあるように見えましたが、その割にテーブルがそんなに大きくないので狭く感じましたね。
でも、お皿やサプライズの演出があるのはよかったかなと思います。
「ATAMI せかいえ」は食事を期待するというよりは、やっぱり客室露天風呂がついている部屋を満喫するところかなと思いました。
ATAMI せかいえ https://www.ikyu.com/00002107/access/ 住所:〒413-0002 静岡県熱海市伊豆山269-1 電話番号:0557-86-2000 |