星野リゾート系のホテルとふふ系列のホテル全国制覇を地味に目指している私。温泉に行きたいな~と思って色々検討していたところ。
星野リゾートが独自に行っている地域限定優待のGOTOキャンペーンがあることをインスタで知りました。最近インスタの口コミとかストーリーで旅行先とかグルメ系参考にしちゃう。
界熱海は改装中だったのもあって対象エリアの中で熱海よりちょっと先の伊東にあるアンジンへ。ちょっと贅沢に2泊することに。
星野リゾートの界シリーズは伊東とアンジンと2つあります。伊東はアンジンからほど近いのでせっかくなら2泊目は伊東にすればよかった。
熱海も実は2つあるんですよね。リゾナーレ熱海と界熱海。
同じエリアだとどちらがいいか?迷いますよね。
ただ、私はなんとなく屋上からの海の眺めの写真が素敵だったアンジンを選びました。アンジンはビジネスホテルを改装した感じのビル全体がホテルになっているタイプ。
最寄りの伊東駅からの送迎はないですが、15分から20分くらいで歩いていける距離です。タクシーでは5分くらい。
ちなみに平日に行ったということもあり、伊東駅からアンジンへの道のお店もほどんとしまっていて、特にお散歩道には見どころはないです。表の大通りは裏口になっていて、入り口は川が流れている方に面しています。
普通にビジネスホテルのような外観がったのですが、他に周りに目立つ建物がないのですぐにわかりました。
受付も待たずに入れました。
ロビーは無料のコーヒーやハーブティーが用意されていてセルフサービス。小さなお土産コーナーがあります。星野の香の物は結構好きなのでちょっと物色。
おみやげコーナーはなにげにおしゃれな容器で美味しそうなものが揃っているのでワクワク。早速受付を済ませてお部屋へ。
今回のお部屋はスタンダードのダブルベッド。部屋の仕切りもおしゃれ。
お部屋からは海が眺められて、窓も開きます。窓は全開にはなりませんでしたが、窓が開かないホテルも多い中、窓が開けられるのは嬉しいです。
お部屋には星の系列のカタログとお菓子。お菓子は硬めのオレンジピールの入ったビスケットでした。コーヒーを入れて一息。(星野系列は大抵ドリンクはセルフサービス)
冷蔵庫にはお水と地ビール。瓶の地ビール!お風呂上がりが楽しみ。上に載ってるのはお昼に買ったカツサンドw
お部屋には2人がけのソファーと1人がけのソファーがあり、テレビは壁に埋まっているタイプ。裏にアームがついていて多少前に引っ張り出せるタイプでした。
作務衣と靴下も用意されていました。浴衣ははだけるので作務衣のスボンのほうが安心する。胸元にはボタンもついてて、スボンはウエストにゴムが入っているのも良き。
部屋のお風呂はないですが、シャワールームがあります。アメニティも星野オリジナルのものがおいてありました。
トイレも自動開閉タイプ。自動開閉、自動洗浄タイプになれてしまっていると、うっかり流し忘れたり、蓋を締め忘れたりしがちなのでありがたいです。(寝ぼけてたりすると特にね。)
ベッドも広々ふかふか。コンセントも枕元にあって便利。は~!ゴロゴロできるぞー!って感じで幸せ。星野リゾートのカタログ見ながらゴロゴロ。星野系列のホテルたくさん増えてる。
リゾナーレの買収後のリニューアルホテルも増えた印象。気になる。このコロナ禍でも星野リゾートの攻めとマーケティングは勉強になる。
いろんなホテルに泊まってみてわかったけど、星野リゾートのサービスはどこもある程度一定だから安心なんですよね。
初めてのホテルのサービスとかはそれぞれ期待値と値段とでがっかりしてしまうことがあるけど。大手の系列ホテルってある程度マニュアル化されているサービスがあるから期待値を裏切らないというか。
この価格と料理と施設でこんな感じっていう満足度がある程度想像できるのがいいんですよね。アンジンもその期待を裏切らない感じで、お部屋もおしゃれだし。ベッドもいい感じ。フリードリンクとかのサービスもどこもある程度一定なのがうれしい。
全部が全部丁寧すぎないのもいいんですよね。お部屋の説明とかも丁寧すぎない感じが好み。もちろんフリーWifiもあり。
夕食が17時半からを選んでいたので、さっそくサクッと温泉に入りに行ってきました。
アンジンは貸切風呂はなくて男湯、女湯があり、どちらも同じタイプの温泉。屋上にあって、真ん中のロビーを境に両端にわかれています。
真ん中のロビーにはフリードリンクのリンゴ酢とローズヒップのジュースと地ビールがあります。
これがどちらも最高に美味しかった。
これが飲み放題なのは本当に嬉しい。なんだろう。すごく贅沢。ビールを飲みながら外の空気を感じて一休み。海が眺められるのはいいですね。
ちなみに露天風呂からも海は眺められます。大浴場は大きめの内風呂と露天風呂があります。十分な広さがあったので、平日だったのもあり、夜は時間帯によっては誰も外の露天風呂に入っていなくて貸切状態だでした。
あまり飲みすぎると晩ごはんが入らなくなるので程々に。チェックインは15時だったので17時半の晩ごはんはあっという間です。
界アンジンの晩ごはんは季節の和会席
楽しみにしていた和会席。まずは日本酒を注文。キリッとしたタイプの日本酒を頂きました。
まずはイカメンチの南蛮漬け。お通しみたいな感じ。一口でパクリ。
次に秋を感じさせてくれる土瓶蒸し。甘鯛に海老芝煮。きのこがいろいろはいっていて、出汁が美味しかったです。家ではつくらないもんね。こういうの。
アフタヌーンティーのケーキスタンドみたいな様式で運ばれてきたのが宝楽盛り。
この宝楽盛りはここアンジンに由来する船をイメージして作られたもの。アンジンは日本に漂着した英国人航海士の三浦按針という人の名前。徳川家康時代に日本初の洋式帆船の建造を伊東でした人物だそう。
鳥と干しぶどうの松風。白玉ごま味噌、甘エビの紹興酒漬け、いくら、渋皮栗の白あえ、鮭の幽庵焼き、すずきの棒寿司、秋刀魚丸、ずんだ。
イチョウの葉や薬味の色がアクセントになっていて綺麗です。どれも一口サイズでかわいらしい。
お刺身、お作りの取り合わせも綺麗でした。奥にあるのはサザエの土佐酢和え。
揚げ物はホタテ真薯の揚げ物と野菜の天麩羅に抹茶塩とレモンが添えられたもの。
蓋物はレンコンもちになす、ごぼうにべっこう餡。細いごぼう揚げが繊細さを感じさせます。
このあたりで地味にお腹いっぱいになってきたところに土鍋ごはんの登場。
こちらもアンジンをテーマにした船が描かれているおしゃれな土鍋。土鍋の色もかわいい。土鍋にほっくほくの鯛、松茸、白舞茸が炊き込まれています。
香りが。。。最高。
お腹が膨れているにも関わらず、食べちゃいますよねこれは。さつまいもやすだちの輪切りも入っていて彩りも豊か。
赤だしのお味噌汁と香の物がついてさらにご飯が進みます。結果何度もおかわり。やっぱり器とか土鍋の美しさとかあるのがいいですよね。目で楽しむ食事。
なかなか普段は器とか見栄え気にして料理していないので、たまにの旅行で食べられる会席料理は満足度が高いです。
そして最後はぐり茶のクリームブリュレ。抹茶みたいな苦味はなく、甘酢ぎないけど食べごたえのあるデザートでした。
こんなに早い時間に夕飯を済ませることはないのですが、すでにお腹がいっぱいで眠くなっていました。
19時からアンジンのショートムービー鑑賞会に端っこで参加しつつ。(ショートムービー会は人気でロビーで開催されていますが、ソファ席は埋まってました。)
星野は地域に密着した歴史のご当地レクリエーション的なイベントが開催されているのも魅力です。
チラッと覗いてフリードリンクのコーヒーを部屋に持ち帰りました。ハーブティーもあります。
界アンジンは2泊の予約をしたのですが、初日はチェックイン後どこにも出かけずにまったり。歩いていける距離にセブンイレブンがあります。
このとき映画を見ようと思ってパソコンをHDMIでテレビに繋いで見ようと思ったのにまさかのHDMIケーブルを忘れるっていう失態。
かなり歩けばドン・キホーテに行けそうでしたが、この日は諦めました。
テレビにHDMI端子はあったので、ゆっくり映画を見たい人はノートパソコンとケーブル持ってくるといいと思います。
ちなみに受付に周辺の観光についてパンフレットをもらったりしたので、明日行くところを吟味。
お食事時のちょっとした会話で明日の滞在はどこかいかれますか?って聞いてくれて周辺のガイドパンフレット持ってきてくれるなんて親切。
ただ私たちは電車で来ているので行ける場所は限られそう。
星野のホテルで働いている人比較的若い人が多い印象。
あどけない感じの20代前半の女性が案内してくれてかわいかった。
胃の膨らみが引いてきたところでこの日はもう一度大浴場にいって、リンゴ酢のローズヒップジュースをお代わりして満喫しました。
界アンジンの朝ごはん
さて、昨日はなんだかんだパソコンで映画をみて夜更かししたものの、朝はしっかり起きて朝ごはんをいただきました。
なんの果物だったか忘れてしまったけど、みかん系のオレンジジュース。
お魚は金目鯛と鯵。厚焼き玉子に湯葉あんかけ。鯛と焼き豆腐、きのこが入ったお鍋もあってほっこり温まります。朝にこれだけの種類のおかずと炊きたての御飯がいただけるのは幸せです。
この香の物が本当に美味しいのよね。毎回全部食べちゃう。どういう味付けすれば再現できるのか?って聞いておけばよかったなぁ。
伊東は東京から電車で90分なので、1日の滞在でも十分満足ですが、2泊3日の滞在なので、これから伊東駅発のバスで観光にいってきます!